ABU ambassadeur 5001C 72y★彡

ABU ambassadeur 5001C 分解図パーツリスト★彡


◎ 左利きという少数民族に降臨した一台
1972年デビュー.  「史上初」 ここから左ハンドルのベイトキャスティングリールの歴史が始まります.
右ハンドルのアンバサダーが たしか1950年代に登場したので 左は遅れること10年以上(20年後って噂も).
「左利きの人も右ハンドルでガマンしろよ」 という試練を長々とユーザーに与えた結末.
左利きのための左ハンドルという存在は 当時のABU社にとって いかに億劫な存在だったがわかります.
面倒くさいし どれだけ売れるかわかんないけど 仕方ないから作ってやるよ・・・ ようやく生まれた5001C.
「5001Cは日本の発案」 そのような認識が一部の方にあるようですが わたしは懐疑的.
超絶的なレフト後進国の日本の市場に 5001Cというモデルを誘起するほどの影響力があったのでしょおか.
また 他のアンバサダー同様に 5001Cは欧米で先行して発売されたという情報も.
日本の発案であれば先ずは日本市場で発売し 発案国でのユーザーの評価をリサーチすると思うんですが.
なので ネタ元は初めてのレフト・アンバサダーの売れ行きを案じた営業マンのセールストークだと思いますょ.
「日本のリクエストで作ったんですょ」  アメリカ市場に行けば 「アメリカの皆さんのために作りました」
左利きさんの絶対人口でいえば やっぱり欧米市場がメイン. はなくそみたいな当時の日本のレフト市場.

ABU ambassadur 5001C★彡


◎ ドMの人が泣いて喜ぶギヤ比 3.47
3.47 っていう数字が正しいかどーか わかんなぃ. ギヤの歯数を調べるのが面倒くさくて.
信頼できる某さんの言葉は 「59 :17」 = 3.47
3.6って言う人もいらっしゃるので 興味がある人はご自分で数えてみてください.
ハンドルの左右にかかわらず 当時のアンバサダーに与えられた標準(レギュラー)の巻上げスピード.
これを書いている現在 新鋭ロープロファイル機のギヤ比は 7 とか. 5001Cの倍ですね・・・
投げ釣りに 3.47 で挑むと 不快で不便で苦痛を伴う 激烈なマゾひすとタックルに変貌します. 手が痛ぃ.
一生のうちで こんなに速くハンドルを回す機会が何回あるんだろーか? そゅ経験が出来る.
本当にね 頭が狂ってる人みたいにハンドルを回すことになるんですょ. ぜひやってみてほしいです.
「抵抗の大きなルアーはローギヤがいぃ」 ついでにその引く際の重たさが 右ハンドルを使う理由にも.
わたしは 6.3 のハイギヤで 20号以上の重たい天秤仕掛けを左手で巻きますょ. 世界が違う. 言い訳に聞こえる.

これから 5001C や 5000 といったオールドアンバサダーの購入をお考えの方は 覚悟してください.
激烈に遅い巻上げスピードとともに あなたの価値観もタイムスリップ. 「他に選択肢がない」 言い聞かせ.
まぁ ルアーフィッシングなら・・・ 慣れれば大丈夫. なんとかなる. わたしはイヤだけど. 正直な話.
リトリーブスピードが他のリールと極端に違うと 気を緩めたら自分の意図するルアーアクションができなくなる.
だから 「ハイスピードギヤ(4.7)」 を入れて使用しています. ABU純正や社外品 探せば今でもあるかも.
「4.7 でも信じられない」 そうですよね. 時代は もぅ 7. わたしは 4.7 で なんとか生きてる.

abu 5001C ハイスピードギヤ★彡   Abuのお姉さん★彡


◎ 大物がかかるとパニクる 「逆回転ドラグ」
現代のレフトは ハンドルを回す方向にドラグホイールを回すと ” ドラグが締まる ”
でもね この5001Cは反対で ドラグが緩むんですょ. ビックリしますょ.
この理由は 「右ハンドル機のハンドル軸をそのまま流用したから」
わざわざ少数民族向けのアンバサダーに 手間をかけて ” 逆ネジ ” を施すなんて面倒くさいっていうのがABUの本音.
市場規模が小さい(=需要が少ない)ニッチなモデルに 手間はかけられないんですね. やっぱり.
もっとも 当時は 「唯一の左ハンドルのベイトキャスティングリール」 なので ドラグの回転方向がどちらにあるべきかという議論も無かったのかも知れません. ABUが決めたら それが左ハンドルの標準.
当時 ABUには逆ネジの発想や規格がなかったと言う人もいますが それは誤り.
先行して 「アブマチック」 のハンドル軸(芯部?)には緩み防止の逆ネジが採用され、やがては左ハンドルを中心とした ”ABU500シリーズ(505とか) ” にも転用されています.  つまり5001Cは 「単なる手抜き」 面倒くさいから.

「ドラグは手前側に回すと締まるもの」 当時のレフトユーザーに刷り込まれた ABUの罪.
それでも逆回転のドラグに慣れないと OLD5001Cのユーザーにはなれません・・・ くれぐれも.
わたしは もぅ慣れた. 心に言い聞かせた. まだ時々 間違えるけど. 締めたつもりで ゆるめてる.

ABU 505★彡 ABUのお姉さん♪

” 骨董オールド ” ましてやニッチな左ハンドルですからね・・・ いろいろと事情はありますょ.
でもね ベイトリール初のレフトモデル. その功績は絶対的. 史的に語り継がれる一台.
当時 左利きの人だけでなく 右投げ左巻きのごく一部の精鋭アングラーのニーズに応えた貴重な存在.
アンバサダーの左が好きという人にとっては 原点とも言える存在なんですね. だから 持ってないと.
「これを読んで買う気が失せた」 そゅこと 言わないでくださいね・・・


5001C 最後の生産年となったのは1981年. でもね それが本当なのかどーか わたしにはわかんない.
もしかしたら71年製とか82年製の5001Cがあるのかも. 興味がある方は探してみてください.

最終年と言われている81年までに 基本メカニズムは変わらないものの 製造年によってパーツの違いが見られます.
熱狂的な愛好家さんの中には 「何年にはどんな外装だった」 ということにこだわる人もいますが
すでに発売から30~40年以上も経っているリールなので 複数のオーナーさんを経験している個体も多く
オーナーさんの手によって外装パーツが入れ替えられた5001Cも多数あると思います.
コレクター心理的には 「オリジナルの状態」 にこだわりたいところですが 実のところ オリジナルという状態が
” あって無いよーなもの ” 製造年が同じでも 仕様が違うこともある.
発売する国や地域の嗜好に合わせて 代理店が外装をアレンジしてた可能性があるんですね.

なので 購入の際には製造年とかにはこだわらず とりあえずきちんと動く個体であれば なんでもおっけぃ.
外装パーツは 自分の好きなタイプのものを入手して交換すれば済む話.
「リールフットの裏側がツルツルだ」 使用する時に見えない部分にこだわっても 何の意味があるんだか.
・・・って言うと 叱られそーなので黙っておきます. わたし的には 「使うための一台」 コレクションだけでなく.

つるつるリールフット♪

やっぱりフィールドで活躍する5001Cの姿を見たい. 使用時に隠れて見えない部分なんて どーでもいいのかも.
製造年による外装パーツの遷移についてはあまり興味がないので 知りたい人は自分で適当に調べてくださぃね.
そんなことにこだわるより 一台の5001Cをフィールドで使い倒している人のほーが かっこいぃですから


わたしのアンバサダー★彡
・・・っていうことで わたしの所有する5001Cも それが発売当時の姿なのかどーかなんて わかんなぃ.
まぁ ご参考程度に. 自分の好きなパーツを選んで 「自分のオリジナル」 作ってくださいね. 悪くない.

ABU ambassadeur 5001C 097200
◎ ABU ambassadeur 5001C 097200  1972年
リールフット裏側は凸凹タイプ. 最初期の ” つるつるフット ” は持ってない. べつにどーでも.
負け惜しみと笑うなら 笑えばいぃ. 普段見えない部分の違いになんの意味がある.
つるつるフットになると 組み合わされるスプールキャップ(キャスコン)も つるつる鏡面タイプ. たぶん.
自分でつるつるのスプールキャップを手に入れて交換しちゃえば 「最初期の5001Cだ」 って人に自慢できる.
リールフットの写真とか見せなきゃいいんだから. 釣り場でリールを外してフットの裏側を人に見せたりする?

ABU ambassadeur 5001C 097200



ABU ambassadeur 5001C 097200
◎ ABU ambassadeur 5001C 097200  1972年
・・・かと言って 同じフットナンバーのものを二台持っていると なんだか虚しくなる.
一台くらいはつるつるフットを持っていても良かったんじゃないかって思うけど もぅ買えない. お金がない.
ショートツインのパールノブのハンドルは自分で交換したかも. 元々ついていたものはガタがきてて.
そやって自分で外装を変えて楽しむのも OLDambassadeur ならではのスタイル. こだわらない.

ABU ambassadeur 5001C 097200



ABU ambassadeur 5001C 740702★彡
◎ ABU ambassadeur 5001C 740702  1974年
カップを止めるリューズ(サムねぢ)の変更やドラグホイールの大径化&レベルワインダーの形状変更.
わたしが交換したわけじゃなくって たぶんこれが発売当時の姿だと思うんですが.
ハンドルのノブは 「左用ひねり」 なにげでレアもんらしぃのですが 74年製にはどれも付いてるよーな.
左用のひねりハンドルっていうのは あとはピンク色の5501Cぐらい(後述) まぁ ABU505用の転用ですが.
同じよーなリールがこうして三台も続くと 飽きてきますね・・・ ごめんなさぃ. たくさん持つことの無意味さ.

ABU ambassadeur 5001C 740702★彡



ABU ambassadeur 5001C 790102♪
◎ ABU ambassadeur 5001C 790102  1979年
今度は ” EFシール付き ” 日本国内の当時の正規代理店 エビスフィッシングより発売されたもの.
「だからなんやねん」 シールがあろうがなかろーが 今となってはどうでもいいことなんですけどね.
エビスフィッシングという会社は もうありませんから. ちなみに何年に消滅したかは 調べたけど忘れました.
わたしが生まれる前? 後? そんなに昔じゃない? まぁ 子供の頃?
このシールも 発売年によってカラーが違う・・・ 「だからなんやねん」 わたしはあんまりこだわっていません.
色違いのシールがあることだけ知っていれば  それで充分だと思いますょ. 知らなくてもいいことですが.
しつこく同じよーなリールが出てくるので 書いてる自分が飽きちゃって 嫌気がさしてます. 「だからなんやねん」

ABU ambassadeur 5001C 790102♪



ABU ambassadeur 5001C 810802★彡
◎ ABU ambassadeur 5001C 810802  1981年
「まだ持ってんの?」 我慢してください. いよいよ最終モデルの81年製です.
自分で所有していたことを忘れていて 押入れから出てきてビックリしました. わたし いつ買ったんやろ?
1980年からモデル名の表記が刻印に変わり 翌81年にはカップのリムの形状が変わりました.
これまではリムの中央が凸状になっている 「山型リム」 と呼ばれるタイプですが
この最終型は 横から見るとカップがお鍋のフタに似ていることから 「鍋型カップ」 と呼ばれています.
ぉ? EFシールの色が79年製と違っていますね. っていうことは シールの変化は80~81年ってことに.
ちなみに刻印やカップの形状の変更時期が 「ちまたの説」 で正しいのか. わたしに知る術はありません.
製造期間も81年が最後って 本当に間違いないんでしょおか・・・ わかんなぃ.
80年製の鍋カップとか 82年製の5001Cを密かに探すわたし. ちまたの説を ひっくり返す一台.

ABU ambassadeur 5001C 810802★彡



ABU ambassadeur 5001C 721200★彡
◎ ABU ambassadeur 5001C 721200  1972年
わたしの普段使いの一台. これでしめくくります.
自分では79年製と思い込んでいましたが これを書くにあたってフットナンバーを見たら72年製でした.
同じ年のモデルを三台もかこってる愚か者. どーでもいぃねんけど. そゆことは. 頓着しません.
発売初年度に 「作り置き」 するっていうか だらだら少量作るよりも一気に仕込めば生産コストが下げられる.
72年製ってたぶん個体数は多いと思いますょ. 75年あたりは作るの控えてる. 販売の伸びが鈍化.
もしかしたら製造されていない空白期間があるのかも知れませんょ. 77年とか 見たことないよーな・・・

まぁ 製造年なんてどーでもいぃ. 好きな部品をつけてドレスアップ. お気に入りの一台に仕上げて.
あとは海に持参して ぶん投げるだけですょ ♥ 最高の気分.
ベアリングをブロンズブッシュに変更して 100えんで買ったグラス製の古い投げ竿使って 飛距離は140m越.
OLD ambassadeur を馬鹿にしちゃだめですょ. あなたのちゃちな現代機に 5001Cは負けませんから.

ABU ambassadeur 5001C 721200★彡


きゃされん♪
・・・追加写真のphotoギャラリーへのリンクは お使いのブラウザや通信環境によっては 「リンクがずれる」
どか お許しぉ. 写真が多すぎちゃって. でも 文字だけだとつまんないでしょ?


「ベイトリール初のレフト」 ambassadeur 5001C は1981年を最後に姿を消しました.
ですが 1986年に5001Cという名の丸いアンバサダーが復活します.

続きまして 86年以降の5001C & 6001Cのぉ話・・・   興味ぁる?

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