April 07, 2018
Abu ambassadeur 521 XLT PLUS SPRINT
哀れな部品取り予備軍のハイスピードモデル
・ appearance : デビューは1988年 レフト偏愛主義者には これまた元来無縁の一台
正直言うと これまで多くの右モデルを部品取りして 闇に葬ったわたし
このXLTも 6.3のハイスピードギヤが欲しくて購入 このまま使うべきか 悩ましぃところ
ナローの姿は左ハンドルで見飽きてるので たぶん5000サイズのフレームに入れ替える
原形をとどめている今のうちに その雄姿をここに残して 詫びる気持ちと 感謝の思ぃ
・ point : 赤ぃパーミングの5000とともに スプリントギヤ(6.3)時代を迎える第一期生
実用的には申し分なぃ一方で ルックスやホールド性の賛否が分かれるロープロモデル
個人的な愛称は 「ゴキブリ」 日本人のセンスでは絶対に生まれない個性的なフォルム
頭に来るのは 左ハンドルに6.3がなかなか与えられなかったこと 「右ハンドル限定モデル」
・ specification : 扱ぃ方に悩む 「オートマグ」 & フローティングスタイルのレベルワインダー
ストローク不足のため ぶん投げ釣りでは遠投能力に劣るマグネットブレーキ
メンテナンスを怠ると やがて動きが悪くなるレベルワインダー 何もかもが独創的な逸品
このリールを巧みに扱えたら ベイト上級者の仲間入り 多くの学ぶ機会を与えてくれる一台
・ ABU ambassadeur 521 XLT PLUS SPRINT 88-0 88-89
・ attention : 88年から採用 「ヘンな形のドラグホイール」
あくまでもアメリカ市場を意識した嗜好 日本人の中には ブサイク呼ばわりする人も
丸ぃアンバサダーに組み合わせるから カッコ悪く見える XLTのデザインなら あまり違和感なく
XLTのフォルムの独自性や美しさを感じられなぃ人は アンバサダーファンとしては発展途上
” 二度と生まれない傑作 ” 個性を失った現代のロープロよりも よほど尊くて美しぃ存在だと思う
・ attention : オーバーホールも慣れのうち
一見 面倒くさそぅな内部メカニズムながらも 要領さえ覚えてしまえば さして難しぃ機種でもなく
最初はわたしも緊張しながらやってたけど 回数をこなせば慣れてくる あとは 「やる気の問題」
そもそも大切な愛機の整備を 他人に委ねることが気持ちわるぃ 自分で出来ることはする
老眼や手の振るえ やがて困難をきたすその日まで わたしは自分で分解整備する
・ attention : 冒険心あふれる設計思想
日本メーカーとの競合の中で Abu社の高い技術力や工作精度を誇示するメカニズム
「冒険できた80年代」 右にならえのOEM製品とは異なり 各社の独自性が楽しめた時代の遺品
興味深ぃモデルだと 思うんですけどね・・・ ぶっちゃけ 中古市場での人気は低迷気味
だから安価に売られて わたしみたぃな冷酷非道な人間が部品取りにする 悲しぃ矛盾
・・・やがていつの日か その魂は蘇る 最強の一台となって 再び人々の前に その姿を現す
kyasaren_abu at 19:26│Abu ロープロ右