5001C
March 19, 2018
ABU ambassadeur 5001C (1986~)
一度は姿を消した5001Cが 再び蘇る
・ appearance : 1981年に初代5001Cの生産が終了するも 86年に復活
ちなみに初代が消えた理由は 「レフト・バンタムの登場」 競合リールの出現
ロープロ時代を迎える中で ABU社の左ハンドルも非円形のウルトラマグにシフト
一方で 消えた丸ぃアンバサダーに対する市場ニーズが高まって めでたく再デビュー
・ point : ” なんで名前が5001C? ”
ハイスピードギア(4.7)搭載にもかかわらず 「5501C」 に改名しなぃまま
既に右ハンドルでは6.3も登場(目前?)の中で 今さら4.7ごときをハイスピ呼ばわりできず
5.3が標準となる90年代を目前に 仕様も名前も揺らめいたモデル
・ specification : カップの刻印廃止 & リムステッカー
初代モデルの最終型 「鍋カップ」 を継承し モデル名はステッカー表記に
右ハンドルが半円球カップのパーミング+リムステッカーになる中で それに便乗した仕様
アルミのフレームも災いして 結果的に 初代5001Cと比べてカッコ悪ぃという評も勃発
スプールから落ちて紛失しなぃブレーキやドラグの容量UPなど 実用面では優れてる
ドラグを締め込む回転方向も 逆ネジの専用ブッシングを与えられて 現代の標準スタイルに
「レフト・バンタムの姿を見て襟を正した」 左の独壇場で横着してた ABUに訪れた契機
・ ABU ambassadeur 5001C 86-0 87-88
・ attention : 初代5001Cとのスプール互換性がありません
基本的には 「別モノ」 なので ” 初代5001Cの復刻モデル ” なんて呼ぶのもヘンだと思ぅ
エコノマイザー装着不可 リールサイズとラインキャパのカテゴライズが80年代に入ると変わる
カップのクレストマークは 88年(88-89)以降になると 金色で小型のものに
単にロープロやパーミングモデルのクレストマークを そのまま流用するコスト削減
「謎のシングルハンドル」 日本国内での販促用に オマケで付属していたとの噂も レアもん
・ value : 中古価格が高騰中
その昔は不人気ゆぇに安価に出回っていた86yモデル
最近は中古市場でのレフト・アンバサダーの品薄状態が高じて 価格も高騰気味
クレストマークが小さくなった後期モノが欲しぃけど なかなか手が出なぃ
仕方なぃから 同じくアルミフレームで似た感ぢの ミリオネア3Hで我慢しよぉと思ってる
・ ABU ambassadeur 5001C 88y~ custom
・ collection : 紫色のカラーアルマイトが施された一台
出どころは全く不明 個人製作のカスタムっぽぃ フレームもメッキタイプに交換
クレストマークが小さぃので たぶん88年以降に生産された個体
傷をつけるのが怖くて フィールドに持ち出せない貧乏性 単なる温存コレクション状態
欲しぃ人には30万円でお譲りします 「ゲストのぉ部屋」 まで ご連絡を
・ ABU ambassadeur 5001C 86-0 custom
・ reel tune : 塩害でガビって安く売ってた個体を 再生ついでに 「マグブレーキ搭載」
カップに穴を開ける改造なので オススメしなぃ 元々ジャンクな個体だからこそ可能なテクニック
” 固定マグ式 ” もぅ時代遅れ ダイヤルでの外部可変スタイルを知ると もぅ戻れなぃ
「4本角爪のメッキドラグ」 本当は装着できません ハンドル軸を初代5001Cのものに交換
フレームもメッキに交換すれば 81年の5001Cと 一緒ぢゃん みたぃな
初代5001Cには無ぃ ” ハンドルの根元の膨らみ ” そこには 大人の秘密が詰まってる
・ for fishing : 実釣最強の5001C
初代5001Cが眺めて楽しむコレクション的存在なら 86y~モデルは ” 酷使して楽しむモデル ”
傷を負っても おかまいなし 黒ぃタッチペンで塗っちゃえば それなりにごまかせる
腐って朽ちたリムステッカーを剥がせば カップに刻印のなぃ寡黙な男前の姿に変貌する
「アンバサダー通の選択 鍋カップ」 こっちの方が かっこいぃと思ぅんですけどね・・・
kyasaren_abu at 14:13|Permalink